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  • 執筆者の写真thinqand

書きこみ式の教材 VS ノートに問題を解く


 ThinQで使用しているワーク・プリントはすべて「書きこみ式」の教材です。ですので,ノートは一切使っていません。


 小学校・中学校でも,使用している教材は,ほぼ書きこみ式教材です。

漢字ドリル・計算ドリルでも,ドリルに対応した専用のノートに書きこんでいると思います。中学校のワークも書きこみ式。中学校のワークの解答・解説も,ワークとまったく同じレイアウトのものに解答・解説が追記されています。丸つけもしやすいですね。(驚くほど,子どもたちは丸つけが嫌いで,且つ上手ではありません・・・)


書きこみ式の教材は,子どもたちの労力が軽減されるだけでなく,小中学校の先生方のチェックも非常に簡便になります。ワークを制作している会社は,小中学校の先生に気に入られる教材をつくり,その小中学校に採択してもらってこそ。ですから,先生の負担が軽減される,先生ファーストの教材づくりが不可欠です。


 生徒に聞くと,「書きこみ式の教材のほうがやりやすく,意欲がわく」とのこと。気持ちは,なんとなくわかります。だからこそ,ThinQでも「書きこみ式」の教材ばかり使用しています。


 ただ,書きこみ式の教材の一番のデメリットは,「解きなおし」が甘くなること。まちがい直しも赤で答えを書いて終わってしまいがち,解きなおそうものにも,すでに答えが書いてあります。一度解いてある部分を折り曲げたり隠したりしてもう一度解く,ということを自身で行う子はどのくらいいるのでしょうか。


書きこみ式の教材のデメリットを解消すべく,必要に応じてノートを使用することを,ThinQでの現在の指導に導入していければと考えております。





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